個人的なテレビについての思い出
私の幼少期に自宅にあったテレビは白黒しか見られませんでした。多分、全国的にも当時はそれが当たり前の時代でもありました。そして、5歳の時に買い替えたのが、カラーテレビでありました。とにかく、初めてのカラー映像に感動した記憶がありました。その次に買い替えたのが、26型テレビでありました。この当時においては、大画面に分類される画面のサイズであったと思います。
ともかく、現代では大画面のハイビジョンテレビが当たり前の時代となり、かつての製品と比べれば相当な進化を果たしたと感じております。それと反比例する様に、各局の番組のクオリティが落ちた為に、見たい番組が少なくなったと感じてしまいます。
確かにカラーテレビが築き上げたテレビ文化というは、素晴らしいものがあります。しかし、白黒時代に培われた、色に対する想像力といった部分については、退行しているのかもしれません。昔のプロレス中継に熱狂した人が多かったのは、白黒画面の存在が大きかっただろうと思います。いずれにしても、次はどの様な進化を遂げるのかの興味は尽きません。